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お知らせ
ランドクルーザー70(LJ78W)のヘッドガスケット交換|30万km走行車のオーバーヒート対策
2026/02/05

走行距離30万kmを超えたランドクルーザー70(平成5年式 / 型式:LJ78W)が入庫しました。 今回はオーバーヒートの症状が見られたため、原因であるシリンダーヘッドガスケットの交換作業を行いました。
1.エンジンヘッドの取り外し
まずはエンジン上部を分解し、シリンダーヘッドを慎重に切り離します。

30万kmという長い距離を走り抜いてきたエンジン内部を確認し、ガスケットの状態を点検します。
2.徹底した清掃と面研(めんけん)
ガスケットを新品に交換する際、最も重要なのが接地面の清掃と精度です。

わずかな歪みや汚れも許されないため、しっかりと面を整える「面研」を行い、新しいガスケットが完璧に密着する状態を作ります。
3.冷却ラインの洗浄とリフレッシュ


ガスケット抜けを起こすと、冷却ラインにオイルや不純物が混じることがあります。 今回は再発防止のため、冷却水の通り道も徹底的に洗浄しました。
あわせてタイミングベルトやウォーターポンプ、サーモスタットといった消耗品も新品へ交換し、足回りの不安を解消しました。
プロの視点:30万kmからの「リスタート」
ランクル70のような名車は、適切にメンテナンスを行えばまだまだ現役で走り続けることができます。 今回のヘッドガスケット交換により、エンジンの気密性が回復し、冷却効率も劇的に改善されました。
高い技術力と正確性を兼ね備えたメカニックの方々にはいつも脱帽ですね。
あまり頻繁に入庫する修理事例ではなかったので部品手配や作業含めお預かり時間が長くなりましたが
先日無事ご納車しました。